現在は犬種にかかわらず、外飼いは推奨されていません。
しかし環境さえ整えることができれば、小型犬のパピヨンでも
外飼いは可能です。
室内ではなく外で飼育したいと考えているなら、
まずは小型犬の定義を知りましょう。
サイズで大型や中型など分けられていると、
厳密な基準があると思うかもしれません。
ですが実際には厳密な基準はなく、成犬で10㎏以下なら
小型といったように、ざっくりとした基準でしか
分類されていません。
中型に分類される柴犬が小型に分類される場合もあるので、
あくまでも一つの目安と考えるのが良いでしょう。
一般的に小型に分類されているのは、チワワやトイ・プードル、ポメラニアンといった犬種です。
これらは大きくても体重が10㎏以下、体高も30cm前後が標準的なサイズなので、納得できる人も多いかもしれません。
パピヨンの一般的なサイズは、成犬で体重が4㎏から6㎏程度、体高は28cm以下であるケースが多いので、分類上は小型です。
サイズの小さな犬種は、基本的に寒さに弱く外で飼育していると、低体温賞を発症する可能性が高くなります。
ですが飼い主が環境を整えれば注意をすれば、パピヨンを外で飼育することはできます。
パピヨンを室内飼いしないときの注意点
室内飼いが推奨されているパピヨンを、屋外で飼育するときには犬小屋の設置場所に注意です。
気候の変化には弱いため、夏なら直射日光が当たりにくい日陰に、反対に冬なら冷たい風が当たりにくい場所などを選びましょう。
もちろん気温の変化だけではなく、雨や雪などが直接当たらないようにする工夫も必要です。
精神的にリラックスできる飼育環境を整えるのも、注意したいポイントです。
逃げ出すのを防ぐため狭いゲージの中に入れたままにしていると、ストレスを与えてしまいます。
ストレスを与えないためある程度の広さが必要ですが、かといって広すぎてもいけません。
愛犬がリラックスできる広さを確保し、ストレスをできるだけ溜めないようにもしましょう。
サークルに入れていたら、逃げ出す心配はないと思うかもしれません。
しかし何かの事故でサークルから逃げ出してしまう可能性はあるので、
外で飼育をするときは常にリードを装着するようにしてください。
適度な長さならサークル内を自由に動き回りつつも、外に逃げ出す心配はありません。
その他にもパピヨンを外で飼うときには、飼育環境を整える以外に
トイレトレーニングなどのしつけもしっかりしておきましょう。
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