パピヨンの子犬の甘噛み対策とは？しつけ時の注意点とやってはいけない対応はある？

パピヨンの噛む行動を止めさせるには？

飼い方に気を付けたいパピヨン
パピヨンを飼う上で避けて通れないのが躾です。比較的賢い犬種ではありますが、躾を怠ると問題行動を起こす子犬になってしまう可能性があります。

子犬時代に止めさせたい行動の一つが甘噛みです。犬に噛むこと自体を止めさせるのは難しいものの、子犬の躾を行うことで噛んでも良いものと噛んではいけないものがあることを理解させられます。

まずは家族間で叱る時の言葉を統一してください。毎回違う掛け声を使っていると、何をすれば良いのか分からず混乱してしまいます。躾用スプレーといったアイテムを活用してみるのもおすすめです。

しつけ用のスプレー

躾用スプレーとは、犬が嫌がる成分が含まれたスプレーのことです。
噛んで欲しくないものにスプレーを吹きかけておけば、自然と行動を改善できる可能性があります。

噛み心地の良いおもちゃをパピヨンの子犬に与えて、噛みたい欲求を満たしてあげるのも一つの方法です。
何をしても噛むのを止めない場合は、一度注意するのを止めて犬のそばから離れてみてください。

数分間パピヨンの子犬に考える時間を与えて、噛む行動で飼い主を怒らせたことを理解させます。
戻った時に噛むのを止めたら、しっかり褒めてあげることが大切です。沢山褒めた後で
好きなおやつをあげたり、お気に入りのおもちゃを使って一緒に遊んであげてください。

パピヨンの子犬の躾で気をつけたい注意点の一つは声のトーンを低くすることです。
特に女性や子供は声のトーンが高いため、飼い主側が叱っているつもりでも
「遊んでくれている」と勘違いしてしまうことも少なくありません。

甘噛みを止める場合は、なるべく毅然とした声のトーンで叱るように心がけましょう。
叱る時は感情的にならず、「噛んではいけない」と淡々とした口調で伝えます。

しつけのポイント

噛まれた痛さで騒いだり感情的に怒ったりすると、一緒に遊んでもらっていると勘違いしてしまうでしょう。
冷静に叱っても噛むのを止めないなら、口を離すまで無視するのがおすすめです。

無反応な状態を貫いていれば、「これは遊びではない」と子犬が理解します。
おしおきする場合は、パピヨンをケージの中に入れるのは控えるのが無難です。

子犬にとって、ケージは安心して休める大切な場所です。
叱るたびにケージの中に入れると、「ケージは嫌な場所だ」と勘違いしてしまうので注意してください。

また叱る際に、手を使うのは避けましょう。人の手が怖いものだと認識してしまうと、
自分の身を守ろうとして手を噛んでしまうようになります。

人の手に恐怖心を抱かせるのではなく、安心感や信頼感を持ってもらうように心がけてください。